音、響き、遠くに届く音と響きとは ②

私が聴いた/体験した「飛んでくる音、響きがすぐそこまで聴こえてくる音」についてお話ししましたがここからは私なりに考える「遠くに届く音と響き」について何をどうやったらいいのか、という事について4つ方法を挙げてみて其々の項目について少し詳しくお話ししようと思います。

【心地よい支え】

支えについては何度かお話ししていますが、安定した演奏をしている人は一様に支えも低く保たれてどっしりとしています。詳しい説明は「腹筋と呼吸と支えのこと」を読んでみてください。

【心地よい吹奏感】

これは適切に機能しているリードを吹くことで得られる感覚です。適切な機能とは

-適度な抵抗感

-適度な開き

であり、このリードに細くスピードのある(圧力のある)息を吹き込む事で心地よい抵抗が返ってきて心地よい吹奏感につながっていきます。

【息の流れが楽器の先まで続いている】

私たちが吹いている吹奏楽器はまさに息の流れが一番大事といっても過言ではないのですが、その息の流れを楽器の先のベルを超えてもっと遠くまで感じる事で音が楽器から遠くへ飛んでいきます。これはレッスンなどを通して人の演奏を隣で聴いているとよくわかるのですが、息のスピードが遅かったり息を飲み込んでしまっていたりすると楽器全体が鳴っていないのです。息の流れがスムーズで意識が楽器よりもっと先に持っていけると楽器全体が振動して響きが遠くに飛んでいきます。

【耳をすます】

これは舞台で演奏する時や多少広い部屋で練習をする時などに実践すると良いのですが、耳を一番後ろまですまします。自分の音が一番後ろでどんな感じに響いているのかな?と意識します。無理に力んだりして音を後ろの方に飛ばそうとする必要はありません。ただ意識を寄せる、耳をすますのです。意識というのは不思議なもので、それだけで音がポーンと飛ぶようになり響きは変わってくるのです。

ここに挙げた事をすぐに全て実行しなくても構いません。どれか一つ出来ればその効果がどんどん広がっていきます。そして最も大事なことは

【心地よい演奏のためにしている】という事です。体のどこかの部分に無理があったり不自然だと意味がないので、あくまで楽に吹くために、心地よい吹奏感のために色々と試していくのです。演奏が楽になったら、息がもっと楽になったらオーボエを吹くのがもっと楽しくなりますね。

今日はこのへんで。ありがとうございました。

Viel Spass und Freude am musizieren! 音楽に楽しみと喜びを★(2019年12月19日)

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