【美術館という空間での演奏】

昨年、2020年の8月に岡山県立美術館で「ミュージアムコンサート Drawing Melodies ・ 響き合う表現」という名前のプロジェクトがありました。毎週、それぞれの分野で活躍しているアーティストや地元の学生さんたちが、思い思いの場所で芸術作品とともに演奏をするという企画でした。私は母校である「岡山県立城東高等学校」の管弦楽部の皆さんと一緒に演奏をしました。その時の様子がアーカイブされてYouTubeで観られます。

一つ目のビデオでは4週にわたって行われたミュージアムコンサート全ての様子がコンパクトにまとめられています。映像の美しさ、これもまた素晴らしい芸術なのだな、とこのビデオを見て思いました。

私が城東高校の管弦楽部の皆さんと演奏したのは8月7日でした。真夏の暑さが厳しい時、さらにコロナという状況でもあり、県立美術館の中庭で演奏をしました。実はこの中庭、とても素晴らしい響を持つ空間なのです。その時の様子はこちらのYouTubeでご覧いただけます。演奏している曲は、映画「ミッション」より♪ガブリエルのオーボエ♪です。

真夏らしく、蝉の鳴き声が聞こえます。そして自然に形成される心地よい響き。城東高校の管弦楽部で頑張っている部員のみなさん、彼女たちは高校に入ってから弦楽器を弾くようになりました。短い期間で舞台に立つというのは立派だな、と思います。

美術館は不思議な空間です。私は美術館という空間が好きです。

色々な部屋、中庭、天井の高いエントランス、階段の踊り場、作品を眺めているときだけではなく、美術館の中を歩いていると、「ああ、この空間はこんな響きかな、この場所ではこんな感じの音楽が合うかしら」などと想像力が掻き立てられます。好きな絵画や面白い作品などを観ると、音楽が勝手に頭の中に流れてくることもあります。

美術館という空間で、絵だけでなく、音や言葉を通してその場にある作品と空間の雰囲気を、色々な観点や感覚で味わっていただきたい。美術、音楽と分けてしまう必要はないではないか。見る、聴く、感じる、触る、言葉、、、、、。色々な感覚をフルに開いてその空間の作品、音楽、空気を楽しめたら。幸いにも私の地元、そして幼なじみたちに思いを同じくしている人たちがいてくれます。このプロジェクトも、幼なじみのひとりが立ち上げたものです。そしてこのような思いを応援してくださってともに進んでいってくださる「岡山県立美術館」の方々には感謝してもしきれません。美術館のサイトはこちら(↓)です。

こういった企画やアイディアに思いを馳せるとき、私は心の底からワクワクします。きっとこれから色々な試みができていくと思います。まずはスタートでした。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

Viel Spass und Freude am musizieren! 音楽に楽しみと喜びを★

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