【リード】材料を見分ける

久しぶりにオンラインショップで丸材を購入して、届いた材料を選別しました。いつもお世話になっているショップですが丸材を買ったのは久しぶりです。まだ全てではないですが、選んでみた結果「久しぶりにピンキリでごちゃ混ぜの材料」を手にして「色々な特徴を持った材料を写真にとってシェアしよう」と思いました。加えて、私はどういうポイントに着目して選んでいるのかお話ししようと思います。ただし、今回はイングリッシュ・ホルンの丸材です。(オーボエの材料はいつも同じメーカーのものを現地で選んで使っているのでここまでの差はないのです)

まず、私はどういったポイントに着目して材料を選んでいるのでしょうか。3つあります。「①表面はできるだけ艶があり爪の跡がつきにくいもの、シワシワのものは✖️」「②髪の毛のようなシャーっとした線が入っていないもの、少々の斑点はOK、濃すぎる斑点は▲、斑点が多すぎるものも▲」「③内側はオブラートがかかっていない、繊維の密度がしっかりしていそうなもの」です。

文字だけではわかりにくいと思います。ここからは写真を使ってどんどんご紹介します。画像は拡大していただくとよくわかると思います。画像の中に手書きで「良いものかそうでないのか」、「なぜか」ということは大まかに書いていますのでキャプションで少し補足説明していきます。

シャーっと細い線が入ったものは大体材料がカスカスになっています、、、
親指で爪痕をつけるとしっかり残ってしまうものは柔らかすぎます
内側の繊維がしっかり詰まっている良い材料です。オブラートがかかっていない、健康的な状態です

↓次の材料は一見表面はツルツルに見えました。割ってみたら中の繊維が荒い感じでした。もう一度表面を見直して爪を押し付けてみるとしっかり爪痕がつき「柔らかすぎる」と判断してボツにしたものです。

以上、久しぶりに取り寄せた丸材(イングリッシュ・ホルンよう)でしたが色々な種類や特色があるのがお分かりいただけたでしょうか。材料の質はオーボエリードの仕上がりにとって最も大事な要素です。シワシワで柔らかい材料でいくらうまく作っても良い音は鳴りません。極端にいうと材料がとても良ければ、少々曲がった作り方でもアンバランスでも良い音がするものです。最初の段階でしっかりと見分けていれば成功する確率も自然に上がってきます。ちなみに今回の材料はリゴティで径は11,5 – 12,00mmです。どのメーカーのものも全く同じ特徴があるわけではありませんが、私はこういう選び方をしている、というのを今日はご紹介しました。最後まで読んでくださってありがとうございます。

Viel Spass und Freude am musizieren!! 音楽に喜びと楽しみを★ (2021年8月15日)

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