【オーボエリード作りについて】糸巻きはチューブの高さまでか?

オーボエリードの糸巻きをする時、よく聞かれることに「チューブの先端部分まで巻くのか、それとも少し低めか」という質問があります。皆さんはどうしていますか?糸はどの高さまで巻けば良いのでしょうか?今日のテーマです。

私の答えは「シェーパーの形による」です。

糸巻きで1番気になるのは巻き上げの部分の形、開き具合、閉じ具合ですよね。何を最も優先して考えれば良いのか?それは「オーボエリードが自然に振動しているか」です。ということは?

閉じすぎてもダメ、開きすぎてもダメですよね。ということは?

できればチューブの先端部分にシェーピングした材料が自然な形で閉じるような位置で固定してあげて自然に閉じる部分まで巻き上げる、これが大事だと思います。下の写真でそれがわかると思います。

巻き上げの全長に“何mmでなければダメ”というのは私はあまり意味がないと思います。細めのチューブに幅が広い材料を決まった全長でセットすと材料がギュウギュウに閉じてしまい振動が自由にできません。太めのチューブに幅が狭い材料を決まった全長でセットすると逆にスカスカで閉じず振動が全体に伝わりません。あくまで「オーボエリードが自然に振動→機能するためにはどうすれば良いか」にポイントを置くわけです。

ちなみに、私の場合ですが、シェーパーはMichel7.2というのを使っています。Chiarugi2、46mmのチューブ(多少細め)にセットする場合は全長を74mmにして糸は46mmよりほんの少し手前で止めます。すると自然に閉じます。Chiasugi2+,46mmのチューブ(少しだけ太め)にセットする場合も全長は74mmにして46mmギリギリまできっちり巻き上げます。

オーボエリードを作って仕上げていく上で最も大事なポイントは「機能」です。音色ではなく「機能」です。

その事についてお話しし始めるとまた文字数が増えてしまうので今回はこの辺にしておきましょう。【オーボエリード作りについて】のカテゴリにいくつか機能について書いていますのでよろしければ読んでみてください。

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